「ベッドのしたになにがいる?」(ジェームズ・スティーブンソン/作 つばきはらななこ/訳 童話館出版 2007)
おじいちゃんから怖い話を聞いたメアリーとルイは、なかなか寝つけません。しかも、ベッドの下になにかいる! ふたりは大慌てで、おじいちゃんのところにやってきます。すると、「わしが子どものころも同じようなことがあったなあ」と、おじいちゃんは話をはじめます。
話のなかのおじいちゃんは、子どもなのになぜか口ひげをたくわえています。そして、おじいちゃんが子どものころ出会った怖いものの話をすると、メアリーとルイが「それはホタルだったんじゃないの」などと冷静に指摘していきます。さっきまで、あんなに怖がっていたくせにとなにやらおかしくなります。コワ割りが多々あるので、お話会向きではありません。読みもの絵本です。小学校中学年むき。
また、本書は「ベッドのまわりはおばけでいっぱい」のタイトルで佑学社より1984年に出版されたものを、改題、新訳したものです。
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