2013年3月30日土曜日

ぼくんちひっこし















「ぼくんちひっこし」(山本省三/文 鈴木まもる/絵 金の星社 1988)

ぼくんち、引っ越すんだ。新しい家は2階建てで、子ども部屋もあるんだ。引っ越しはまず日を決めて、引っ越し屋さんに頼むことから。それから、銀行、郵便局、ガス、電話の会社に引っ越しますって知らせなくちゃ。学校も変わるんだ。

荷物はダンボールへ。遊んでいて、お母さんを怒らせたり、古い写真がでてきたり。ダンボールの山ができて、あしたはいよいよ引っ越し当日──。

引っ越しを題材にした絵本です。絵は、コマ割りされた、マンガ風のもの。引っ越しにまつわるあれこれが、細かくえがかれています。文章は〈ぼく〉の1人称。〈ぼく〉の一家は、お父さん、お母さん、〈ぼく〉と妹の4人家族。絵をみると、団地から一戸建てに引っ越したようです。さて、当日、引っ越し屋さんがトラックでやってきて、荷物をいっぱいに積んで出発します。新しい家に着いたあとも、荷物を片づけたり、ご近所にあいさつしたり、翌朝早起きして、自転車で新しい町をひとめぐりしたり──。まだまだ、やることがたくさんあります。小学校低学年向き。

0 件のコメント:

コメントを投稿