「なにをたべたかわかる?」(長新太/作 絵本館 2003)
気持ちのいい朝、海で釣りをしていたネコは、大きな魚を釣り上げました。すごく大きな魚だったので、釣り竿を置いて、肩にかついでいきました。その様子を、ネズミがびっくりして見ていると、ネズミは魚に食べられてしまいました。でも、ネズミが食べられてしまったことに、ネコはぜんぜん気がつきません──。
このあとネコがかついだ魚は、ウサギ、犬、タヌキ、キツネ、ブタ、ゴリラをぺろりと食べてしまいます。
いろいろ食べたので、魚はものすごく大きくなるのですが、それに一向に気がつかないで、重そうに魚をかついでいるネコがおかしいです。絵は、おそらく黒とオレンジのクレヨンで描いたもの。ラストはびっくり。子どもに読んでみると、目を丸くします。小学校低学年向き。
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