2010年2月10日水曜日

きみとぼくのネコのほん












「きみとぼくのネコのほん」(トミー・デ・パオラ/作 もりしたみねこ/訳 ほるぷ出版 1990)

パトリックは立て札をみて、トゥインクルおばあちゃんの家に子ネコをもらいにいきました。トゥインクルおばあちゃんのうちには、ネコがものすごくたくさんいます。おばあちゃんは、パトリックに、ネコについていろんな説明をしてくれました。

パトリックとトゥインクルおばあちゃんの会話で話がすすむ絵本です。おばあちゃんはじつに物知り。シャムネコは宮殿を守るために訓練されていたとか、アイリッシュ海のマン島がふるさとの、頭もお尻もころころしたマンクスは、前足が短く、ときどきピョンピョンとぶので、昔のひとはウサギの仲間だと思ったとか。 それから、もちろんネコの飼いかたについても。トイレのしつけについての、トゥインクルおばあちゃんの説明はこう。

《ネコをしつけるのは、とてもかんたんよ。子ネコをトイレに入れて、足をこすりつけるの。2~3回やれば、ネコはぜったいにまちがえないわ。トイレが、ちゃんと、きれいになっていればね》

ネコを飼ったことがあるひとなら、大いにうなずくことでしょう。現在品切れ。小学校中学年向き。

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