「つつみがみっつ」(土屋耕一/作 たざわしげる/絵 福音館書店 1975)
《まえからよんでもうしろからよんでもおなじぶんのえほん》と、この本の扉に記されています。つまり、この本は回文絵本。ママとパパとおでかけした、たんたくんが、でかけた先でさまざまな回文に出会います。
猫をみかけると、「かるいきびんなねこなんびきいるか」。
パン屋には売り切れの札が、「しなもんぱんもれもんぱんもなし」。
和菓子屋をみつけたたんたくんは、「ようかんかうよ」。
などなど。ささやかながら、ちゃんとストーリーがあるところに感心します。
発刊は1975年。絵はいささか古びていますが、読んで楽しい一冊です。小学校低学年向き。
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