「せかいのはてってどこですか?」(アルビン・トゥレッセルト/作 ロジャー・デュボアザン/絵 三木卓/訳 童話館出版 1995)
井戸のなかに一匹のカエルがすんでいました。カエルは、この井戸が世界の全部だと思っていました。ところがある日、井戸の水がなくなってしまいました。そこでカエルは、石垣をのぼり、世界のはてを見にでかけました。
カエルは出会った動物たちに、ここが世界のはてですかとたずねますが、だれもそうとはいいません。「世界には、ぼくの井戸よりたくさんのことがあるんだな」と、じきカエルは悟ります。デュボアザンの軽妙な絵が楽しい一冊です。小学校低学年向き。
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