2009年11月30日月曜日

3びきのくま












「3びきのくま」(トルストイ/文 バスネツォフ/絵 おがさわらとよき/訳 福音館書店 1996)

女の子は森に遊びにでかけ、道に迷ってしまいました。ふと気がつくと、戸のあいた、小さな家がありました。のぞいてみると、だれもいません。そこで、女の子はなかに入ってみることにしました。

この家は、じつは3匹のくまが暮らす家。くまの家に入った女の子は、大中小それぞれの、おさじや椅子やベッドをみつけます。──という、ご存じ「3びきのくま」のお話。古くから読みつがれている絵本は、無駄がなく、均整がとれ、完璧な印象をあたえるものですが、この絵本は完璧中の完璧といえるでしょう。小学校低学年向き。

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