「どろにんぎょう」(内田莉莎子/文 井上洋介/絵 福音館書店 1995)
おじいさんが泥土で大きな人形をつくりました。とてもよくできたので、窓の外におき、おばあさんにみせました。すると、おどろいたことに、泥人形は立ち上がって、どんんどしんと足音を立ててうちになかに入ってきました。そして、泥人形はおじいさんとおばあさんを呑みこんでしまいました。
このあと、外にでた泥人形は、出会ったひとたちをどんどん呑みこんでいきます。3人の漁師をのせた舟なんてものまで呑みこんでしまうので驚くかぎり。井上洋介さんの絵も豪快で、物語によくあっています。小学校低学年向き。
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