「きんぎょ」(ユ・テウン/作 木坂涼/訳 セーラー出版 2009)
ジェジェのおじいさんは森の奥の古い図書館ではたらいていました。ある日、飼っている金魚をつれて、おじいさんと図書館にいったジェジェは、本をみているうちに眠くなり、居眠りをしてしまいました。目を覚ますと、あたりはすっかり暗くなっていて、金魚がいなくなっていました。
あわてて金魚をさがしまわったジェジェは、本棚にちらりと尻尾をみつけます。そこで、金魚が消えた本をひらくと、不思議なことが起こります。このシーンは圧巻です。絵本でしか起こり得ない、不思議なことが起こります。幻想的な読物絵本です。小学校中学年向き。
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