「歯いしゃのチュー先生」(ウィリアム・スタイグ/作 うつみまお/訳 評論社 1991)
チュー先生は、とても腕のいい歯医者です。でも、先生はネズミなので、自分が食べられてしまうような、危険な動物の治療はうけつけません。ところが、ある日、キツネの紳士がチュー先生のところにやってきました。キツネ紳士の様子があまりに哀れなので、先生は奥さんと相談して、治療をしてあげることにしました。
絵はユーモラス、話はトンチが効いています。大人が読んでも、チュー先生がキツネに食べられはしないかと、はらはらしながら読んでしまいます。小学校低学年向き。
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