2009年7月2日木曜日

ディック・ウイッティントンとねこ












「ディック・ウイッティントンとねこ」(マーシャ・ブラウン/作 松岡享子/訳 アリス館 2007)

イギリスにディック・ウイッティントンという男の子が住んでいました。お父さんとお母さんが早く死んでしまったので、ディックはとても苦労をしました。あるとき、お腹がすいて倒れていたディックは、お金持ちの商人、フイッツウォーレン氏にひろわれ、そこではたらけることのなりました。ところが、屋根裏部屋には毎晩たくさんのネズミがでるので、ディックはすこしも眠れません。そこで、ディックははたらいてもらったお駄賃で、ネコを一匹手に入れました。

その後、もち船を航海にだすことになったフイッツウォーレン氏は、家の者に商うものを選んでだすように命じます。なにももっていないディックはネコをだし、ネコは航海先で思いがけない大活躍をして、おかげでディックは、大きな出世をなしとげます。

イギリスの有名な昔話をもとにした絵本です。マーシャ・ブラウンの絵は、中世風の2色の版画で、昔話の雰囲気がよくでています。コルデット・オナー賞受賞作。余談ですが、佐藤正午の小説「放蕩記」に、この昔話が効果的につかわれています。小学校低学年向け

0 件のコメント:

コメントを投稿