「マルチンとナイフ」(エドアルド・ペチシカ/作 内田莉莎子/訳 福音館書店 1981)
マルチンとお父さんは、森できのこをみつけました。でも、ナイフがありません。「かしの木の下に置き忘れたらしいな」と、お父さんがいいました。「マルチン、ナイフをみつけてきてくれないか」。そこでマルチンは、子犬と一緒にナイフをさがしにいきました。
ペチシカの絵はシンプルであたたかみがあります。ナイフをみつける途中、マルチンはさまざまな木のもとをおとずれるのですが、それらの木もシンプルながら、よく特徴をとらえてえがかれていて感心します。絵も文書も品のいい絵本です。幼児から小学校低学年向き。
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