「灯台守のバーディ」(デボラ・ホプキンソン/作 キンバリー・バルケン・ルート/絵 掛川恭子/訳 BL出版 2006)
バーディのお父さんがつぎの灯台守にえらばれました。みんなの命をあずかる灯台守にえらばれるのは、大変な名誉です。お父さんとお母さん、ネイト兄さんと妹のジェイニー、それにバーディは、灯台のあるカメ島に引っ越しました。
灯台にのぼるのが大好きなバーディは、お父さんから灯台守の仕事を少しずつ教わります。ところが、あるとき、お父さんは具合が悪くなり寝こんでしまいました。そんなとき、嵐がやってきます。バーディはひとりで灯台にむかいますが…。
舞台は19世紀なかばのメイン州。バーディがつけた日記という形式で書かれた物語絵本です。本のかたちは細長く、絵は水彩。ラスト、嵐のなか、バーディが灯台の火を守る場面は大変な迫力です。小学校高学年向き。
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