「ことりのゆうびんやさん」(ニコライ・スラトコフ/原作 松谷さやか/文 はたこうしろう/絵 福音館書店 2009)
ぼくのうちには木でできた古い郵便受けがあります。ある日、キツツキが飛んできて、こつこつこつ、郵便受けに穴をあけました。こんどは、セキレイが飛んできました。セキレイはいろんなものをくわえてきて、郵便受けにはこびはじめました。
というわけで、セキレイが郵便受けに巣をつくってしまうお話。郵便屋さんがくるたびに、セキレイが大騒ぎするので、お母さんが手紙をうけとりに駆けだすはめになります。原作はストラコフの短編「セキレイの手紙」。舞台を日本に置きかえて、絵本として構成したものです。めりはりのきいた色づかいで描かれた、はたこうしろうさんの絵は、文章とよくあっていて、こんなことが起こっても不思議はなさそうに思えます。小学校低学年向き。
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