「ブーツをはいたネコ」(シャルル・ペロー/作 フレッド・マルチェリーノ/絵 おぐらあゆみ/訳 評論社 1994)
「長ぐつをはいたねこ」で検索してもヒットしない「長ぐつをはいたねこ」本に、この絵本があります。表紙にはなにも文字はなく、猫の顔が描かれているだけです(つまり、左側の画像が本当の表紙)。本をひっくり返すと、タイトルがあります。冒頭はこう。
「こなやには、3人のむすこがいた。まずしかったので、しんだとき、むすこたちにのこしてやれたものは、ふうしゃごやと、いっとうのロバと、いっぴきのネコだけだった。3人には、父おやがしんだからといって、べんごしにそうだんするお金などなかった。どのみち、これっぽちのざいさんではたいしてそうだんすることなんかなかったのだ」
非常に映像的な絵。表紙の猫がじつにりりしいです。
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