2013年2月8日金曜日

ロバートのふしぎなともだち












「ロバートのふしぎなともだち」(マーガレット・マヒー/文 スティーブン・ケロッグ/絵 うちだりさこ/訳 ほるぷ出版)

ある日、学校からの帰り道、ロバートの後ろを1匹のカバがついてきました。ロバートが家に着くと、カバも家に入ろうとしました。ロバートはお母さんがいやがるだろうと思って、カバをしっしと追いだしました。すると、カバは芝生のなかの金魚の池に寝そべりました。

次の日、ロバートが学校にいくと、カバも一緒についてきます。そして、学校の帰り、振り返ってみると4匹のカバがついてきます。ロバートはびっくりしたり、喜んだり。ぼくってカバがついてくる男の子なんだよな──。

なぜかカバに好かれる男の子のお話。絵は、線画に、大きな余白を残しながら、ところどころ彩色したもの。リアリティがありつつユーモラスなカバの絵が見ものです。さて、このあとカバの数はどんどん増え、とうとう7匹になってしまいます。そこで、お父さんは電話帳を引き、「お子さま専門」と広告をだしている魔女のキャシー・スクィン夫人にきてもらい、カバに好かれないようにする薬をもらって──と、お話は続きます。小学校中学年向き。

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