2010年4月16日金曜日

アンガスとあひる









「アンガスとあひる」(マージョリー・フラック/作 瀬田 貞二/訳 福音館書店 1974)

スコッチ・テリアのアンガスは、なんでも知りたがる子犬でした。ソファの下にはなにがいるのだろうとか、鏡に映った子犬はだれだろうとか。でも、アンガスが一番知りたかったのは、庭の芝生のむこうから聞こえてくるガーガーというやかましい音の正体でした。ある日、ドアが開けっ放しだったので、アンガスはそれっと外にとびだし、生け垣のむこうにいってみました。

カラーと白黒が交互にあらわれる構成です。カラーページはとても鮮やか。子犬のアンガスやアヒルが、素晴らしい的確さで生き生きとえがかれています。小学校低学年向き。

余談ですが、以前飼い犬をつれて近所の池を散歩していたところ、ガチョウにおどかされたことがあります。この絵本のアヒルのように、羽をひろげ、シーシーいいながらむかってきました。

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