2013年6月18日火曜日

100ぴきのいぬ100のなまえ















「100ぴきのいぬ100のなまえ」(チンルン・リー/作 きたやまようこ/訳 フレーベル館 2002)

ここは、わたしとイヌたちの家です。最初、1匹だったイヌは、いまでは100匹になりました。可愛いうちの子を紹介しましょう。

最初の子は〈もわもわ〉。それから、〈ジンジャー〉と、〈ババロワ〉。これで3匹。それから、〈マンマ〉と、4匹の子どもたち。〈マフィン〉〈マシュマロ〉〈マロン〉〈マコロン〉。これで8匹。それから――。

タイトル通り、100匹のイヌが登場する絵本です。絵は、色鉛筆と水彩でえがかれた軽みのあるもの。作者のチンルン・リーは台湾のひとです。さて、100匹のイヌと暮らすのが夢だった〈わたし〉によるイヌの紹介は、まだまだ続きます。〈そっと〉〈さっぱり〉〈きっちり〉〈ぺったん〉〈うっかり〉〈ぼんやり〉〈しらたま〉〈ちゃんと〉〈なっとく〉〈どっこい〉。これでもまだ18匹。食事のお皿は全部で100枚。ブラッシングは毎日1匹10回するから、合計1000回。100匹のイヌと遊ぶときは大騒ぎ。じつににぎやかな一冊です。小学校低学年向き。

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