2012年2月13日月曜日

くんちゃんとにじ












「くんちゃんとにじ」(ドロシー・マリノ/作 まさきるりこ/訳 ペンギン社 1984)

ある春の日、雨がやんだので、子グマのくんちゃんは外へかけだしていきました。すると、外には大きな虹がかかっていました。「虹の根元には金のつまった壺が埋まっていると聞いたことがあるよ」と、小鳥がいったので、くんちゃんはうちからお鍋をもって、虹の根元にむかって走りだしました。

お父さんやお母さんは、「それはただのおとぎ話ですよ」というのですが、くんちゃんは聞きません。途中、リスやウサギやシマリスに道を聞き、虹の根元めざします。

「こぐまのくんちゃん」シリーズの一冊です。絵は、白と黒とオレンジの3色。ちゃんと、虹が虹らしくみえるところが不思議です。虹を追いかけて大きな木のところまできたくんちゃんでしたが、虹は消えてしまいます。でも、くんちゃんは木に登り、代わりに素敵なものをみつけます。小学校低学年向き。

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