2013年5月20日月曜日

あめのひのおはなし















「あめのひのおはなし」(かこさとし/作 小峰書店 1997)

きょうは朝から雨が降っていました。お母さんがおでかけでいないので、さあちゃんとゆうちゃんは、おばあちゃんとお留守番をしていました。夕方になり、2人はカサをさしてお母さんを迎えにいきました。

小川のところにくると、カエルちゃんがでてきて、「さあちゃん、ゆうちゃん、一緒に連れてって」といいます。カエルちゃんと一緒にいくと、こんどは池のところで、「わたしも連れてって」とアヒルちゃんがでてきます──。

かこさとしさんは、「からすのパンやさん」などの作者として高名です。絵には、独特の愛嬌があります。さて、このあと、タヌキくんやクマどんもあわられて、みんなで一緒に丘の上のバス停にいき、バスを待ちます。でも、バスはなかなかやってこなくて──と、お話は続きます。後ろの見返しの絵が、なんとも嬉しい気持ちにさせてくれます。小学校低学年向き。

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