2010年9月16日木曜日

ちいさいちいさいおばあさん










「ちいさいちいさいおばあさん」(ポール・ガルドン/作 はるみこうへい/訳 童話館出版 2001)

昔むかし、小さい小さい村の、小さい小さい家に、小さい小さいおばあさんが住んでいました。ある日のこと、小さい小さいおばあさんは、小さい小さい帽子をかぶり、小さい小さい家をでて、散歩にでかけました──。

散歩にでかけたおばあさんは、教会の墓地で、小さい小さい骨をみつけます。この骨でスープをつくろうと思ったおばあさんは、骨をもち帰り、戸棚にしまうのですが、その夜、戸棚から小さい小さい声が聞こえてきます…。

イギリスの昔話をもとにした、少々怖い絵本です。「小さい小さい」のくり返しが楽しく、また戸棚から聞こえてくる声とおばあさんとのやりとりが、怖いながらもユーモラスにえがかれています。小学校低学年向き。

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