2012年8月28日火曜日

ちびゴリラのちびちび









「ちびゴリラのちびちび」(ルース・ボーンスタイン/作 いわたみみ/訳 ほるぷ出版 1978)

ちびちびという小さな可愛いゴリラがいました。みんな、ちびちびのことが大好きでした。お母さんも、お父さんも、おばあさんも、おじいさんも、大好きでした。ひらひら飛んでいるピンクのチョウも、緑のオウムも、赤いサルも、みんなゴリラのちびちびのことが大好きでした──。

小さいゴリラちびちびのお話です。絵はシンプルで深みのある、力強いもの。でっかいヘビも「ちびちびは可愛いな」と思っていましたし、のっぽのキリンもいつもそばにいて、ちびちびを助けます。でも、ある日、ちびちびはどんどん大きくなりはじめて…と、お話は続きます。大きくなったちびちびに対しても、みんなの気持ちが変わらないところが嬉しいところです。小学校低学年向き。

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