「クリスマスのふしぎなはこ」(長谷川摂子/文 斉藤俊行/絵 福音館書店 2008)
男の子が、縁の下で箱をみつけました。あけてみると、なかではサンタさんがベッドで寝ていました。男の子は、箱をベッドの下にこっそりかくし、「お母さん、サンタさんもう出発したかなあ」と訊きました。また箱をあけると、サンタはちょうどこれから出発するところでした。
クリスマス絵本の1冊です。不思議な箱をあけると、サンタの動向がわかります。文章は〈ぼく〉の1人称。絵は、おそらくCGでえがかれたもの。写真のような構図と、メリハリのある色づかいが特徴です。このあと、箱をのぞいて、サンタが自分のいる町の上を飛んでいるのに気づいた男の子は、いそいで布団に入り、ぎゅっと目をつむります。幼児向き。
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