
「わたし」(谷川俊太郎/文 長新太/絵 福音館書店 1992)
さまざまなひとからみた、〈わたし〉を考察した絵本です。
〈わたし
おとこのこから みると
おんなのこ
あかちゃんから みると
おねえちゃん
おにいちゃんから みると
いもうと
おかあさんから みると
むすめの みちこ
おとうさんから みても
むすめの みちこ〉
このあと、おばあちゃん、ケンイチ叔父さん、お医者さん、レントゲンと、考察はどんどん広がってきます。絵は長新太さん。お母さんとお父さんがでてくる場面では、お母さんが新聞を読み、お父さんが料理をしています。さまざまな〈わたし〉に迫った、洒落た味わいの一冊です。小学校低学年向き。
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