「まあ、なんてこと!」(デイビッド・スモール/作 藤本朝巳/訳 平凡社 2008)
木曜日、イモジェンが目をさましたら、なんと頭にツノが生えていました。おかげで、服を着るのは大変だし、部屋からでるのも大変。イモジェンの姿をみて、ママはふらふらと倒れてしまいました。
ママは倒れてしまいましたが、お手伝いのルーシーさんと、コックのパーキンズさんはへっちゃらです。ルーシーさんは、イモジェンのツノでふきんを乾かしますし、パーキンズさんはツノにドーナツをたくさんひっかけて、庭の小鳥に食べさせます。
ツノが生えてもちっとも動じないイモジェンの愉快なお話です。お話同様、絵もさっぱりとした水彩でえがかれ、どの場面も生き生きとしています。オチが気が利いています。小学校低学年向き。
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