「いつかはきっと」(シャーロット・ゾロトフ/文 アーノルド・ローベル/絵 やがわすみこ/訳 ほるぷ出版)
いつかはきっとこうなる――と考える女の子のお話です。
〈いつかは ね……
おにいちゃんが あたしを
おともだちに
しょうかいしてくれるの。
「ほら うちのちびさ」
なんて いわずに
「ぼくの いもうとです」 って。
いつかわ ね……
バレエのおけいこに いくと
バードせんせいがおっしゃるの。
「エレンを ごらんなさい あの じょうずなこと」〉
原題は「SOMEDAY」。毎回、「SOMEDAY」の文字が飾り文字でえがかれ、それが「いつかわね…」と訳されます。次から次へとえがかれる、女の子の願いがほほえましい、可愛らしい一冊です。小学校低学年向き。
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