「ねずみくんのチョッキ」(なかえよしを/文 上野紀子/絵 ポプラ社 1978)
ねずみくんが、お母さんが編んでくれたチョッキを着ていると、アヒルがやってきていいました。「いいチョッキだね。ちょっと着せてよ」。アヒルは、ねずみくんのチョッキを着ていいました。「すこしきついが、似合うかな」。すると、こんどはサルがやってきて、アヒルにいいました。「いいチョッキだね。ちょっと着せてよ」──。
「ねずみくんの絵本」シリーズの1冊です。文章はタテ書き。右ページに文書があり、左ページに絵があるという構成です。絵は、白黒で、チョッキにだけ赤がつかわれています。このあと、アザラシ、ライオン、馬、ゾウがやってきて、ねずみくんのチョッキを着ます。おかげでチョッキは伸びに伸びてしまい──。きついチョッキを着た動物たちの表情がおかしいです。小学校低学年向き。
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