「あめのひ」(ユリー・シュルヴィッツ/作・画 矢川澄子/訳 福音館書店 1976)
〈あめが ふりだした
ほら きこえる
まどに ぴしゃぴしゃ
やねに ばらばら
まちじゅう すっぽり あめ あめ〉
タイトル通り、「あめのひ」を題材にした絵本です。雨は、山にも丘にも草にも降ります。地に落ちた雨は流れになって、寄りあつまって、海になります。雨があがると、空のかけらのような水たまりが残ります。水気があって、どこかキラキラした感じのする絵と、詩のような文章による、雨の雰囲気に満ちた美しい一冊です。小学校低学年向き。
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