「ガンピーさんのドライブ」(ジョン・バーニンガム/作 みつよしなつや/訳 ほるぷ出版 1978)
ガンピーさんは、自動車に乗ってドライブにでかけました。門をでて、細い小道をゆくと、「一緒にいってもいい?」と、子どもたちがいいました。ウサギや、ネコや、イヌや、ブタや、ヒツジや、ニワトリや、子ウシや、ヤギもいいました。「あたしたちもいい?」
ガンピーさんは、みんなを乗せて出発します。はじめは、お日様がきらきら輝き、エンジンはぽっぽと音をたて、なにもかもいい調子だったのですが──。
「ガンピーさんのふなあそび」の姉妹編です。ジョン・バーニンガムは、「ひみつだから!」など数々の作品をえがいたひと。さて、このあと、ガンピーさんたちは雨に降られてしまいます。おまけに、ぬかるみにタイヤをとられ、だれかが車から降りて、押さなくてはいけなくなります。すると、みんなはいいあらそいをはじめて──と、お話は続きます。お話会でよくつかわれる絵本の一冊です。小学校低学年向き。
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