「おだんごぱん」(プラートフ/再話 エフゲーニ・M・ラチョフ/絵 遠藤のりこ/訳 らくだ出版 1975)
同じ「おだんごぱん」でも、こちらはラチョフが絵を描いたもの。「らくだ世界の絵本シリーズ ソ連編」の第4巻です。本書には、「おおきなかぶ」「おだんごぱん」「おひゃくしょうとくま」「ババヤガーのおばけどり」の4編が収録されています。「ババヤガーのおばけどり」は「ババヤガーのしろいとり」として知られているお話です。
ちなみに、「おだんごぱん」の歌はこんな風になっています。
「ぼくは おだんご おだんごぱん
こやのなかを はきよせて
はこのすみを ほじくって
すっぱいミルクで こねられて
ペチカのなかに いれられて
まどのところで さまされた
おじいさんから にげだした
おばあさんから にげだした
だから うさぎのきみからも
にげるのなんか わけはない」
やはり、瀬田貞二さんのことばづかいが、抜きんでているといえるでしょうか。
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