
「うさぎのみみはなぜながい」(北川民次/文・絵 福音館書店 1989)
あるとき、一匹のうさぎが、もっと大きなからだになりたいと、山の神様のところへお願いにいきました。うさぎのお願いを聞きくと、神様はすこし考えてからいいました。「おまえが虎とワニと猿とを自分の手で殺して、その皮をもってきたら、おまえの願いをかなえてやろう」。うさぎは途方にくれてしまいました。でも、神様のいうことは絶対です。そこで、うさぎはまず虎に会いにいきました。
メキシコの昔話をもとにした絵本です。太い描線のダイナミックな絵が、いささか乱暴な話によくあっています。小学校低学年向き。
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